ジンブログ

忙しい現代人のお金の教科書

【投資初心者スタディ】vol.3《コロナショックから学ぶ株式投資》


 こんにちは、ジンです!


 前回、「ブルーウェーブ(大統領、上院、下院のすべてが民主党)」になると財政出動の拡大が予想されるため、長期金利が急騰し、株式のバリュエーション(PERなど)は急落する可能性が高まると言いましたが、今回はこれをわかりやすく説明していこうと思います。

 どの国にも言えることなのでしっかりと抑えておきましょう!


 まず、前半についてですが、財政出動の拡大とは国債、つまりは借金を増やすことで費用を確保して、新型コロナウイルスで落ち込んだ実体経済の回復を計る経済対策などを行うというものです。

 また、国債には満期があって満期までお金を貸してくれたら利子をつけて返してくれるというものです。

 これも売買することができるので市場として成り立ちます。

 

 例えば100万円分の国債を満期まで持っていれば1万円分の利子がついたとした場合、これが名目金利になります。

 ここで国債は市場として成り立つので、国が国債をどんどん発行していたら借金まみれで本当にお金が返ってくるのか不安になりますよね?

 そうなると安く取引されます。

 先程の例で言えば100万円で買った国債が98万円で取引されるみたいな感じです。

 すると満期まで持っていた場合、101万円返ってくるので実質的な金利(実質金利)が3万円と上がっています。

 ちなみに満期によって5年国債や10年国債等がありますが、長年持っているほど不安になるので長期投資金利の方が影響が大きいとなります。

 

 つまり、金利が上がっていると言うことは国債の価値が下がっているということです。

 

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 これが「財政出動の拡大が予想されるため、長期金利が急騰」の意味合いになります。

 

 では長期金利が高騰するとなぜ株式のバリュエーション、つまりは価値が急落する可能性が高まるのでしょうか?


 これについて次回説明していこうと思います!


 最後まで読んでくれてサンクスですʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ

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