ジンブログ

忙しい現代人のお金の教科書

【投資初心者スタディ】vol.4《コロナショックから学ぶ株式投資》

 

 こんにちは、ジンです!


 前回に引き続きブルーウェーブ(大統領、上院、下院のすべてが民主党)」になると財政出動の拡大が予想されるため、長期金利が急騰し、株式のバリュエーション(PERなど)は急落する可能性が高まる意味について考えてみましょう。


 今回は後半についてですが、長期金利が高騰するとなぜ株式のバリュエーション、つまりは価値が急落する可能性が高まるのでしょうか?

 

 これを考える前にいくつかの用語についてその意味も合わせて確認していきましょう。

 

 株価は企業収益(EPS)とその評価である PER に分解することができます。コロナショックによる景気悪化によって EPS が低下したにも関わらず2020年の3月中旬から株価が上昇しているのはPER が急上昇していることが要因になります。

 ではこのPERは何かというと株価収益率といい、株価が割安か割高かを判断するための指標になります。具体的にいうと割引率(=実質金利-期待成長率)の逆数で表されます。逆数になるので実質金利が上がるとPERは下がり、期待成長率が上がるとPERは上がります。

 

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 ここで期待成長率が変わらなければ、長期金利が高騰すると先に述べたようにPERが下がります。さらに企業収益であるEPSも変わらなければ、株価が下がると言うことです。

 

 じゃあ、2021年の米国株は今後下がるのではと思われるかもしれませんが私はそうでもないんじゃないかと思います。

 

 この理由に関しては次回説明します。

 

 最後まで読んでくれてサンクスですʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ

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